長寿世界一を誇る日本。素晴らしいこと
です。
しかし、手放しで喜んでいていいものでしょうか。
これは進んだ医療のおかげで、乳幼児のうちに死亡する
ケースが減ったのと、やはり医療の進歩により「生かさ
れている」老人が増えたから、なのではないでしょうか。
どうせ生きていくのなら、いつまでも健康でいたいですね。
しかし、周りを見回せば、環境破壊、食生活、生活習慣
の乱れによる生活習慣病、さまざまなストレスなど、とて
も健康的に生活できる環境ではないと言わざるを得ません。
そんな中で、あなたは現在健康であると胸を
張って言えますか?
「病気ではないけれど、なんとなく調子が悪い」とか、
「ひどい便秘症で」とか、「夜よく眠れない」とか、小
さな悩みをかかえている人、案外多いのではないでしょうか。
こうした小さな悩みの多くは、「体の冷え」が原因だといった
ら、意外な気持ちがしますか?「体の冷え? 冷え症の
こと?」
だったら大丈夫。全然気になりません」とか、「確かに足とか
手とか、冷えるなって感じるときはあるけど、そんなの病気って
わけじゃないでしょ」なんて思っている人も多いでしょう。
しかし、それが大きな問題なのです。
体が冷えているということは、血液の循環が悪いということです。
そもそも、血液は体の中を循環して、どういう働きをして
いるのか、ご存じですか?
私たちは、知らず知らずのうちに体にとって有害な物質
を取り込んだり、発生させてしまっています。しかし、
血液はそういったものを取り込み、排出するという大き
な役目があるのです。摂取した栄養素を体中に行き渡ら
せるのも血液の仕事です。そんな大切な血液の流れが滞
ると、有害物質は体の中を停滞し、病気の元となってしま
います。栄養も行き渡らないので、なおさら病気になりや
すい体となってしまうのです。また、内臓などの動きを潤滑
に行うために必要不可欠な「酵素」。
これは36.5度の体温のときにいちばん力を発揮するの
です。体が冷えていれば酵素の働きも鈍り、ますます健康
からは遠ざかる結果となってしまいます。 「冷えは万病の元」
は本当のことなのです。
現代は、どこへ行ってもエアコンが効き、また、いつでも
どこでも、季節を問わずいろいろなものを食べることができ
ます。
一見機能的で、快適な世の中になったようですが、実は冷え
すぎた冷房が体温調節の機能である自律神経を狂わせたり、
本来、夏に食べて体の熱を取る役割をもったものを、冬に食
べて体を冷やしてしまったりしているのです。
また、社会はますます複雑になり、さまざまなストレスが私
たちを襲います。夢や目標をもったりする「よいストレス」
は人間にとって必要なものですが、嫌なことや過労、不眠な
どの「悪いストレス」は、血の流れの滞りを呼び、体が冷え、
病気が背後から忍び寄ってくる結果になります。そして、害
のある食品添加物、公害、ウイルス、薬物など、取り込んで
はいけないものが、街中いたるところにあふれ、無防備でいる
私たちの体内に、いままさに入り込もうと狙っているのです。
では、そうした「病気になりやすい社会」に住んでいる私た
ちは、どうやって自分の体を守っていけばいいのでしょうか?
答えは簡単です。
「体の冷えを取る」ことです。 血の流れの滞りは、さきほど
も述べたように、取り込んでしまった有害物質を排出しき
れないばかりか、活性酸素を大量に発生させ、病気になり
やすい体をつくってしまいます。
しかし、人間には、環境や体の事情が変わると、それに合
わせて状態を変化させるという「自然治癒力」が備わってい
ます。
自然治癒力を発揮させるには、体中の「酵素」に十分な働
きをしてもらわなくてはならないのですが、先ほども述べ
たように
「酵素」が一番働きやすい温度は、36.5度。最近問題
になっている低体温の人たちは、冷えによって、この自然
治癒力さえも奪われてしまっているというわけです。
有害物質も活性酸素も、またウイルスや細菌も、体の冷え
を取ることですみやかに体外に排出する、これが病気から
身を守る唯一の手段、ということがおわかりかと思います。
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